床版アスファルト防水工業会

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道路橋床版防水工法

2-02-ゴム溶剤型

ゴム溶剤型

 ゴム溶剤型は、クロロプレンゴムなどの合成ゴムを揮発性溶剤に溶かした防水材を、ハケなどで床版に数回に分けて重ね塗りして床版防水層を構成する。床版防水層の厚さは0.3mm〜0.8mm程度である。特殊な工具を必要としないことや、ブリスタリングの発生が低いことから舗装厚の薄い歩道に適用される。防水材の乾燥時間が長いことや、床版防水層の膜厚が薄く舗設時に床版防水層を傷つけやすいため、注意が必要である。